unix/linux ベースのシステム上への
FontForge のインストール手順
必要な構築済みパッケージの入手方法
私は i386 Linux システム用の構築済みパッケージと、Sparc Solaris システム用のパッケージを公開しています。それらは、Sourceforge のファイル公開システムにあります。これらのシステムの利用に関してはいくらか面倒な点がありますが、操作を続ければファイルを入手できるはずです。
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このリンクをたどっていけば、各種システム用の FontForge のさまざまなリリースを表示するページに行き着くでしょう。
ほとんどの場合、最新のリリースを入手するのがいいでしょう。
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それからダウンロードしたい実行ファイルのパッケージをクリックします:
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i386 Linux を使っているならば、i386 用の RPM ファイルをダウンロードするのがよいでしょう (これの構築はたまたま RedHat 9 上で行っていますが、RPM をサポートしている i386 上の Linux システム——RedHat, Fedora, Suse, Mandrake 等——ならどれでも動くはずです)。
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Sparc 上の Solaris を使っているなら、Sparc 用の tar.bz2 ファイルをダウンロードする必要があるでしょう。
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次に、ミラーサイトを選ぶ喜びを味わうことができます (自分と同じ大陸のサイトのどれかを選びます)。Download 欄にある小さなアイコンをクリックします。
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待ちます。しばらくすると、これと同じページが再び表示されます。ブラウザが、ダウンロードを開始したというメッセージを表示するのはそのずっと後です。
他の提供元からのパッケージを入手する方法
ほとんどの Linux ディストリビューションは FontForge のパッケージを提供しています。しばしば私のパッケージより古いものですが、おそらくより安定性が高いものでしょう。完全なリストを提供するつもりはありませんが、以下のサイトについては知っています:
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Debian — (alpha, amd64, arm, hppa, hurd-i386, i386, ia64, m68k, mips, mipsel, ppc, s390, sparc) 用の各ビルドがあります。
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NetBSD — (alpha, i386, ppc, sparc, x86_64) 用の各ビルドがあります。
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rpmfind — Fedora, SUSE, Mandrake などのためのビルドを指摘します。
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Apostolos Syropoulos は、彼のサイトで Solaris x86 用パッケージを配布しています。
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Mac OS X — 現在の Mac は Unix システムではありますが、インストール手順がかなり異なるので、それを専用に扱うページを作りました。
RPM からのインストール方法
私が提供する i386 用パッケージと、多くの他の Linux 用パッケージは“rpm”ファイルです。
rpm パッケージのインストールは比較的単純な作業です。まず root になる必要があります。rpm を含むディレクトリに移動し、以下のようにタイプします (“$
”や“#
” はタイプしません):
# rpm -i fontforge-*.rpm
もし FontForge が既にインストールされていて、古いバージョンをアップデートする場合は、以下のようにタイプする必要があります:
# rpm -U fontforge-*.rpm
実行可能ファイル の tarball からのインストール方法
私の提供する Solaris パッケージは bzip 圧縮された tarball です (つまり、ファイルの拡張子は“.tar.bz2”です)。この手順を行うためには root になる必要があるでしょう。ダウンロード した tarball を含むディレクトリに移動して以下のようにタイプしてください (“$
”や“#
”は入力しません):
$ bunzip2 fontforge-*.tar.bz2
$ tar xf fontforge-*.tar
$ cd fontforge
$ su
# ./doinstall
(より古いバージョンは .tgz という拡張子がついているはずです。その場合、最初の 2 行を“tar xfz fontforge-*.tgz
”という行に置き換える必要があるでしょう)
警告: 私のパッケージは一般に /usr/local へインストールを行いますが、デフォルトの PATH には一般にここは含まれていません。例えば
PATH=$PATH:/usr/local/bin ; export PATH
のような記述 (またはあなたの使用する別のシェルで等価な操作) を ~/.bashrc に加えておく必要があるでしょう
興味のある方だけお読みください。私のパッケージには以下のファイルが含まれています:
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fontforge — 実行ファイルそのもの
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libgunicode*.so — UCS2 文字列を操作するための関数と、Unicode 符号位置に関するさまざまなデータを含む共有ライブラリ
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libgdraw*.so — FontForge が使用するグラフィックとウィジェットのライブラリ
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pfaedit-ui.{es,fr,it,ja,ru} — 英語以外のユーザ用にユーザインタフェースを提供するための翻訳文字列
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*.cidmap — 必ずしもすべてのパッケージにあるわけではありません。アジアの CID キー指定フォントを編集するのに役立ちます。
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README*
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fontforge.1 — FontForge のマニュアルページ
私が存在を知っている移植版
FontForge は、(少なくともどれか 1 つの版が) 以下のシステムに移植されています。
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Linux (当然ながら (redhat, debian, suse, mandrake) の,
386,spark,arm,alpha,ia64,m68k,mips,mipsel,powerpc,s390)
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Solaris
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Irix
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FreeBSD
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NetBSD
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Mac OS/X
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Alpha 上の OpenVMS 7.3
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MS-Windows 上の cygwin と X