このメニューはビットマップビューには表示されません。また、メトリックビューの表示では“幅の中央に(C)
”と“両幅の空きを1:2に(T)
”だけを含みます。
フォントビューでは、同じことを選択中のすべてのグリフに対して行います。
幅の中央に(C)
と非常によく似ています……私の好みではグリフの後ろのスペースを前のスペースより少し多めに取りたがることを除いては。そのため、このコマンドは右サイドベアリングを左サイドベアリングの 2 倍に (均等ではなく) 設定します。
幅を設定(W)
コマンドを使うと、(アウトラインビュー内では) 現在のグリフの幅を、または (フォントビューでは) 選択中のすべてのグリフの幅を変更することができます。幅の絶対値を指定することもできますし、一定の値を加えるかある拡大率を掛けるかによって現在の値を変更することもできます。通常、幅は em ユニットで表されますが、ビットマップのみのフォントでは、幅は現在表示されているフォントにおけるピクセル数で表現されます。
左サイドベアリングを設定(L)
コマンドは、上の 幅を設定(W)
コマンドに似ています。ダイアログは非常に良く似ていて、適用されるのが幅ではなくて左サイドベアリングである点だけが違います。
右サイドベアリングを設定(R)
コマンドは、上の 幅を設定(W)
コマンドに似ています。ダイアログは非常に良く似ていて、適用されるのが幅ではなくて右サイドベアリングである点だけが違います。
A
+V
が横書き時に -50 だけカーニングされ、A
⇒ A.vert
と V
⇒ V.vert
が存在する時にこのコマンドを実行すると、A.vert
+ V.vert
の組み合せに、-50 のカーニング値が設定されます。)
幅を設定(W)...
と同じですが、横書き用の送り幅 (グリフの幅) ではなく縦書き用の送り幅を設定する点が異なります。