パスのタイル敷き(P)...
コマンドは、フォントに繰り返し模様の装飾を施すのに用いることができます。あらかじめ装飾模様を選択しておき (これを敷きつめる“タイル”として用います)、対象となるグリフ上でコマンドを起動します。そのグリフに含まれるすべてのパスは、タイルを曲線に沿わせたもので置き換えられます。
以下の例を考えてみましょう:
タイル |
タイルが敷きつめられる 2 本のパス |
結果。 |
タイルはオリジナルの輪郭に沿って複製され (かつ撓ませられ) ます。
パスのタイル敷き
ダイアログでは、どのようにタイルを敷くかに関して 2, 3 の選択を行うことができます。タイルはパスに中心揃えするか、またはパスの左端に接して並べるか (時計回りのパスの場合、左端はパスの外側になります)、またはパスの右端に接して並べるか (時計回りのパスの場合、右端はパスの内側になります) が選べます。
また、タイルを拡大/縮小しないで貼りつけるか (この場合おそらく、片方の端にタイルの断片が残ることになるでしょう)、拡大/縮小を伴った貼りつけを行うか (タイルはパスの整数倍にちょうど合うように拡大/縮小されます)、または単純に拡大/縮小するか (この場合、敷きつめられるのはちょうどタイル 1 個になり、タイルはパスの長さと一致するように拡大/縮小されます) が選択できます。
左側 (外側) |
中央 |
右側 (内側) |
タイル貼り | タイル貼りおよび拡大/縮小 | 拡大/縮小 |