X での選択と X のクリップボード

選択やクリップボードが X でどのように動作するかの一般的な説明は clipboards.txt を参照してください。

FontForge がサポートするのは、テキストフィールド内で行われた PRIMARY への選択だけです。テキストは以下のフォーマットで書き出されます:

伝統的には、PRIMARY の選択内容は、マウスの中ボタンをクリックしてペーストを行うことによって得ることができます。

コピー(C) コマンドを読び出した後では、FontForge はデータを X_CLIPBOARD に格納します。(テキストフィールド内での) テキスト選択に対しては、上記のフォーマットをサポートしています。輪郭データ (つまり、アウトライン文字の内容) に対しては、フォーマット“image/eps”または“image/svg”を使用します。特殊な場合として、クリップボード内に点が 1 個だけ含まれているときは、その点の座標を含む STRING としても書き出されます (電子メールやコメントフィールドに点の位置を書き込むのを簡単にするためです)。ビットマップ画像データに対しては、“image/bmp”または“image/png”(libpng がシステム上にある場合) が用いられます。