acorn2sfd [-version] [-help] {acorndir ...}
acorn2sfd はいくつかの Acorn RISC/OS フォントディレクトリを引数に取り、それらを FontForge の SFD ファイルに変換します。
1 個の Acorn RISC/OS フォントディレクトリには、2 個または 3 個のファイルが含まれます。1 個は Outlines
* という名前で、もう 1 個は Intmetric
? という名前です (Intmetric
ファイルは省略可能で、その場合送り幅は不明となります)。acorn2sfd は両方のファイルを読み込み、それらを元に (FontForge によって TrueType または PostScript フォントに変換可能な) SFD ファイルを生成します。
Outlines
のファイル名が (Outlines0
のように) 数字で終わる場合、Base<数字>*
という名前のついた 3 番目のファイルをそのディレクトリから検索し (見つからない場合は <acorndir>/../Encodings
から検索します)、見つかった場合はそのファイルからエンコーディング情報を読み込みます。見つからなかった場合は、そのフォントは Unicode の先頭部分のサブセットであるものと仮定されます。
-includestrokes
acorn2sfd は通常、文字の二次的ストローク化処理を行なったバージョンを捨てますが、このオプションを指定するとそれを SFD ファイルに含めます (その後で FontForge の 輪郭を太らせる(E)...
コマンドを呼び出す必要があるでしょう)。
-help
は、簡単な説明と使用可能なオプション一覧を表示します。
-usage
は、使用可能なオプション一覧を表示します。
-version
は、現在の acorn2sfd のバージョン (ソースファイルの日付スタンプを表す数字 6 桁の文字列) を表示します。
エレメント(L)
→アウトラインの向きを修正(C)
を実行する必要があるでしょう。